10月31日（月）、「教育実践を振り返る　授業ポートフォリオとは？」をテーマとして、全学FD・SD研修会との合同で今年度の第2回FDリーダー研修会を開催しました。この研修会は、「FD、SDの中核となる教職員を養成するためのプログラム」として、さらに本学AP事業におけるFDリーダーの知識・技能の向上を目的として実施したものです。全学から35名の教職員が参加しました。
　
研修会は、第一部の講演「授業ポートフォリオとは」と第二部のワークショップ「授業ポートフォリオの作成」から構成され、杉森公一准教授（高等教育開発・支援系）が講師・ファシリテーターを務めました。講演では、授業ポートフォリオの目的や内容、授業改善等における意義などに関して基礎知識が共有されるとともに、AP事業のもと導入してきた「授業カタログ」との関係について説明が行われました。ワークショップでは、参加者は所属に応じたグループにわかれたうえで、学生の学修目標、教授法や学修活動、学生の学修成果や達成度などの視点から自身が担当した授業について個々人で振り返りながら授業ポートフォリオの作成を試み、グループのメンバー間で作成したポートフォリオについての共有や議論を行いました。