2015/06/16 : お知らせ
先般のアクティブ・ラーニング・アドバイザー(ALA)(※1) の申請から採用選考を経て、2015年度前期のALA採用授業は11科目、採用されたALAは24名となりました。このALAを対象に5月21日と6月9日に研修会を開催しました。
研修会では、杉森公一大学教育開発・支援センター准教授(5/21担当)及び河内真美同センターAP事業AL担当特任助教(6/9担当)が講師となり、採用されたALAに向けて、アクティブ・ラーニングとは何か、ALA制度の目的、ALAの役割・業務・活動例について講演を行いました。講演の後、ALAはアクティブ・ラーニングの具体的な手法である「シンク・ペア・シェア」と「ロールプレイ」によるワークショップを体験しました。
「シンク・ペア・シェア」では、グループワークを促すための具体的な対応策について個人で考えた後、二人一組になってアイデアを出し合ってまとめた後、各組の発表を通して全体で情報の共有を行いました。
「ロールプレイ」では、「授業内容を理解できていない学生に対する支援のあり方について」をテーマに、ALA役、学生役、観察者の三人一組になってロールプレイを行いました。ALAとしての必要な効果的な教え方やわかりやすい教え方などのスキルをシミュレーションを通して学ぶとともに、ALA支援を受ける学生やALA活動の観察者を合わせた3つの視点を経験することによって、実践の場面で活用できるALAスキルを獲得する機会になりました。
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(※1)学士課程における学生の能動的学修の充実及び質の高度化を図るために、授業時間内外で学生のアクティブ・ラーニング支援を行うために雇用される大学2年生から大学院生を対象にした学生スタッフ
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